確定拠出年金のメリットはありますか?
確定拠出年金は、加入者ごとに年金口座が管理され、いつでも自分の年金資産の状況を把握できる特徴があります。
自分自身の年金口座として、勤務先に企業型年金が導入されている場合は企業型に加入し、企業型年金が導入されていない会社に転職した場合には年金資産を個人型に移し、掛金の拠出や年金資産の運用を継続するというように、年金資産を持ち運びできるポータビリティの高さが最も大きなメリットといえます。
また、確定拠出年金では節税効果も大きなメリットの一つであり、掛金の拠出時、運用期間中、ならびに年金を受け取る時の3つの段階で税制面の優遇を受けることができます。
その他、①加入者のニーズに応じて年金の受給開始年齢や受取方法を比較的自由に設計できること、②加入者に対し運営管理機関から年金資産の状況が報告され、情報の透明性があることもメリットとしてあげられます。
確定拠出年金のデメリットはありますか?
運用成績に応じて将来の受取額が変動します。原則60歳までは途中で解約して引き出すことができません。
途中解約ができないということは、老後のために継続的な資産形成をできるともいえます。
どの商品を選べばよいかわかりません。
「運営管理機関による特定の運用商品の推奨」を確定拠出年金法で禁じられているため、どの運用商品を選んだらよいかというご相談にお応えすることはできません。
しかし、運用を行う際に有益となる情報(商品内容・過去実績等)はご提供させていただきます。